今大会好調の八王子が能代工を相手にどのような戦いを挑むか、楽しみな一戦となった。
両者互角のスタートとなったが、八王子は入れ込み過ぎかファールが多い。しかし、八王子は#7矢野 をシューター#7新井にマッチアップさせ、新井を4分までノーゴールに押さえる。
一方、能代工はリバウンドから得意の速攻を決め、徐々にペースをつかむ。 6分、#7新井が連続3Pを決め21−10となったところで八王子がタイムアウト。
パスミスなどの続く八王子がなかなか点を取れず、第1ピリオドは28−12能代工リードで終了。
第2ピリオドは能代工の当たりに慣れてきた八王子が#6神崎の3Pや#10井上のゴール下シュートなど、思い切りよく攻め挽回する。
49−38能代工が11点のリードで前半終了。後半も八王子#10井上のゴール下カウント1スローなどで反撃。 4分には55−48と7点差まで詰め寄る。
しかし、能代工は全くあわてず、八王子のミスから速攻というかたちで点差を広げ、#7新井が3Pを決めて、71−51と20点差とした。
第4ピリオド、能代工の勢いは加速し、3分には速攻で#10高久のダンクまで飛び出した。
結局は、相手のミスにつけ込んで速攻という、いつもの能代工のパターンで、危なげなく準決勝に駒を進めた。
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