ここまで余裕さえ感じられるゲーム運びで勝ち進んできた大濠と、接戦を勝ち抜いて自信をつけ、安定感が出てきた土浦の対戦となった準決勝2試合目。
大濠がフルコートゾーンプレスで先に仕掛けた。 土浦も#10岡田のシュートなどで反撃。 その後、点を入れ合い4分、12−12となったところで、先に大濠がタイムアウト、ディフェンスをマンツーマンに変える。
お互いに譲らず、20−18と大濠リードで第1ピリオド終了。
第2ピリオドは徐々に土浦のペースになるかと思われたが、大濠は再度プレスを仕掛け、開きかけた点差を戻す。
しかし、リードを奪うことができず、土浦1ゴール差で終了と思われた寸前、大濠#6松本がランニングステップから投げた3Pが決まり、47−46、大濠1点リードで終了となる。
第3ピリオド、大濠は#12緒方を好調な岡田にマッチアップさせ、リズムを狂わせにかかる。さらに土浦のゾーンをうまく攻め、点差を広げていく。
土浦も必死に反撃するが、なかなか追いつかず、76−67大濠リードで第4ピリオドを迎えた。
さらにプレッシャーをかける土浦のディフェンスに対し、大濠はインサイド、アウトサイドとバランスよく攻め、点数を積み重ねていく。
終わってみれば、大濠の圧勝。個々の能力の高さと、勝負所をわきまえた巧みなゲーム運びが印象的な試合であった。
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