JOMOウインターカップ2004
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JOMOウインターカップ2004
2004年
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大会展望
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2004年12月22日
2004年12月23日
2004年12月24日
2004年12月25日
2004年12月26日
2004年12月27日
2004年12月28日
男  子
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女  子
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協賛
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大会展望

■男子
福岡第一、初出場初優勝なるか!
  今年の島根インターハイは、福岡第一(福岡)が初優勝を飾ったが、埼玉国体では選抜チームの歯車が噛み合った伏兵東京が、決勝で地元埼玉を破り優勝した。2004年の終わり、高校日本一を決める Winter Cup を締めくくるのはどのチームであろうか。
左上、初出場で第1シード、福岡第一のブロック。順当にいくと福岡第一とインターハイでベスト8に終わり雪辱を期する能代工(秋田)がベスト4を争うと思われるが、ベスト8決めも予断を許さない。福岡第一と対戦するのは、インターハイでは実績があるものの、Winter Cupは初出場の大麻(北海道)・18回目出場の育英(兵庫)・長崎西(長崎)、どのチームが勝ち上がるか予測が付け難い。能代工には二人のU-18日本代表、#4宮城(170cm、3年)・#10梅津(197cm、3年)が居るが、東北勢同士、仙台(宮城)とのベスト8争いになるであろう。片桐(奈良)・桐蔭学園(神奈川)は初出場。
 左下は、インターハイで能代工を破り、北陸(福井)に苦杯を飲んだものの3位となった東和大昌平(埼玉)のブロック。いずれもインターハイ出場は逃した國學院久我山(東京)・弘前実(青森)は美鈴が丘(広島)に勝って、U-18日本代表、冨田(196cm、3年)を擁する東和大昌平に挑戦できるであろうか。ベスト8決めは、日大山形(山形)・土浦日大(茨城)の勝者対インターハイで福岡第一に善戦した新潟商(新潟)の勝者といったところか。新潟商対土浦日大となると、インターハイの再現となる。このときは4点差で新潟商に軍配。東日本国際大昌平(福島)は初出場。
 右上ブロックは、インターハイで福岡第一に競り負けて3位の洛南が有力。U-18日本代表も#4佐々木(187cm、3年)・#6木村(194cm、3年)の2名を擁している。ベスト8決めで対戦するのは、インターハイで盛岡南(岩手)に惜敗し、ベスト8を逃した八千代(千葉)であろう。ベスト4決めでは、順当に行けばインターハイベスト8で、Winter Cupは初出場ながらシード権を持つ安城学園(愛知)だろう。このブロックでは、都立高校勢初の代表となった駒場(東京)・激戦の沖縄から糸満(沖縄)の2校の初出場校の試合ぶりも楽しみである。
 右下ブロックは、このところ洛南と並んでベスト4の常連である北陸が今大会もベスト4に駒を進めるであろう。インターハイでもU-18日本代表、#6西村(175cm、3年)を中心に勝ち進み、惜しくも3点差で優勝は逃したものの、力のあるチームである。まずは、初戦のおそらく延岡学園(宮崎)との対戦が第1関門である。延岡学園にもU-18日本代表#4太田(190cm、3年)がいる。インターハイの再戦で、このときは6点差。ベスト4決めでは、盛岡南(岩手)であろう。U-18日本代表の#4川村(190cm、3年)というポイントゲッターを擁し、インターハイでは洛南に1点差負けしたチームである。八尾(大阪)は初出場。
 第4シードまでのチームが、ベスト4に勝ち残る可能性を持っているのは勿論だが、どのブロックも簡単には勝ち上がれないであろう。能代工・新潟商・安城学園・盛岡南のベスト8シード校を中心に、ベスト4の牙城を崩すチームが出てくるであろうか。今年も東京体育館での熱戦を期待しよう。

■女子
桜花学園の連覇なるか!
 今夏の島根インターハイは、桜花学園(愛知)が2年連続13回目の優勝を飾ったが、秋の埼玉国体では中村学園を主力とする福岡県が、桜花学園を主力とする愛知県を破り初優勝をした。今年のWinterCUpの王座はどのチームになるであろうか。
 ブロック別に上位進出を予測してみると、左上ブロックは、第1シードの桜花学園が順当に勝ち上がってくるだろう。桜花学園には4人のU-18日本代表、#5田中(175cm、3年)・#8別所(180cm、3年)・#9松島(161cm、2年)・#14中川(180cm、2年)を中心として、2年連続15回目の優勝を目指す。対抗するのは、インターハイベスト8で金沢総合(神奈川)に善戦した実践学園(東京)に注目したい。また、昨年下級生主体で4位となった秋田経済法科大学附属にも、U-18日本代表、#4有明(166cm、3年)を中心に期待したい。山村女子(埼玉)は初出場。
 左下ブロックでは、インターハイ3位の中村学園女子(福岡)が、U-18日本代表、#7藤吉(177cm、2年)を軸として有力だが、大阪薫英女学院(大阪)もU-18日本代表、#7佐藤(177cm、3年)のインサイドプレイでどこまで食い下がれるか。インターハイでは3回戦で敗れたが、国体では鶴鳴学園長崎女子(長崎)を主力とする長崎が、東京成徳大学(東京)主力の東京に勝ち3位となり本大会も上位進出を狙っている。2年前の優勝チームの常葉学園(静岡)もインターハイ3回戦で桜花学園に5点差で惜敗をしているので、その雪辱に燃えている。常盤(群馬)は初出場。
 右上ブロックは、金沢総合(神奈川)とインターハイベスト8の聖和学園(宮城)が頭一つリードをしている。金沢総合は、U-18日本代表、#8蒲谷(172cm、3年)を擁し、聖和学園もインターハイで東京成徳大学に5点差で敗れているので、この2校の中の1校がベスト4で東京成徳大学(東京)の挑戦権を得るだろう。富士学苑(山梨)のパッシングランで初戦突破なるか。中部商業(沖縄)は初出場。
 右下ブロックは、U-18日本代表、#4高田(181cm、3年)・#8吉田(165cm、2年)の東京成徳大学に対してインターハイベスト8の札幌山の手(北海道)か。力のある昭和学院(千葉)と聖カタリナ女子(愛媛)もインターハイの巻き返しをはかってくるだろう。東京成徳大学と札幌山の手は、初戦でこの2チームとの対戦が予想されるので、上位進出の鍵になると思われる。東京成徳大学は、このブロックを突破してインターハイの悔しさを決勝戦で晴らしたいところだ。
 3年生にとっては最後の大会なので、力を出し切って悔いのない試合を東京体育館で期待したい。

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