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倉敷翠松、鶴鳴学園長崎女子、実践学園、宇都宮中央女子らが激戦制する
１回戦16試合が行われ、接戦が相次いだ。小林対倉敷翠松の試合は、196�僂痢�15バナを軸として攻める倉敷翠松に対し、小林はツープラトン方式（５人総交替）で対抗。残り２分を切って小林が２ゴール差と迫ったところで、＃15バナがインサイドで連続ゴールを上げ、粘る小林を83−71で突き放した。 どこが勝ち上がるか分からない激戦地帯の第２シード（右下）ブロックでは、鶴鳴学園長崎女子対津幡がともに粘りのバスケットを披露。津幡が押し気味に試合を進めていたが、第４ピリオドに入ってディフェンスをマンツーマンからゾーンに切り替えた鶴鳴学園長崎女がリズムをつかんで逆転に成功。84−79で鶴鳴学園長崎女子が２回戦進出。 試合開始から大接戦となった実践学園対山形商は、最後まで一進一退。試合終了間際には入れられたら入れ返すといった壮絶な戦いとなったが、ラストにセンター＃７塩谷がシュートをねじ込んだ実践学園が69−67で熱戦に終止符を打った。 第33大会（2002年）に優勝し、その年の高校３冠に輝いている名門・常葉学園が宇都宮中央女子の前に持ち味が出せず１回戦で姿を消した。出足から硬さが見られた常葉学園は、前半で17点のビハインド。一時はゾーンプレスからリズムをつかみかけた常葉学園だが、宇都宮中央女子は＃４大塚の内外角にわたる活躍で快勝。84−63の大差で２回戦に駒を進めた。 初出場の西原、全国大会初勝利
沖縄県代表の西原が岡豊を82−42という大差で下し、全国大会初出場、初勝利を上げた。西原の安里コーチは第30回大会（1999年）に現アシスタントコーチの長田葉月（愛知学泉大卒、第30回大会・大会ベスト５受賞）を率いて北中城をウインターカップ３位に導いた熱血指導者。西原に赴任して３年目で全国大会出場を果たした。「今年、全国大会に出なかったら北中城でやってきたことがゼロになる」と、勝負をかけた今年は走力あるチームに成長。西原は１、２年生が主力の若いチーム。モットーの走りとディフェンスで、２回戦はインターハイベスト８の札幌山の手に挑む。 12月25日、2回戦の見どころ
シード校が出場する２回戦。今季、３冠をねらう第１シード・東京成徳大は小林との接戦を制した倉敷翠松と対戦。第２シードの慶誠は常葉学園を破った宇都宮中央女子と対戦。第３シードの岐阜女は城北、第４シードの大阪薫英女学院は広島皆実と対戦する。２回戦最大の注目カードは、中村学園女子と聖カタリナ女子。エース＃７藤吉を擁し、今年勝負の年と言われている中村学園女子が、昨年度ベスト４の聖カタリナ女子と対戦する。シード校にとっては難しい初戦。どのような大会の入り方をするかに注目だ。
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