激戦を制した川内、善通寺一、仙台 男子は1回戦8試合が行われた。接戦となったのは3試合。川内対霧が丘の試合は最後まで大熱戦。第2ピリオドに入ってペースをつかんだ川内が一時は13点のリードを奪う。しかし、終盤に追い上げを図った霧が丘は残り30秒に3Pシュートで同点に追いつく。しかし、最後にフリースローを決めた川内が86−85の1点差で逃げ切った。 善通寺一対美来工科も最後まで息詰まる熱戦。美来工科が先手を取るが、善通寺一は#4香川の速攻、#9本井のインサイドプレイで第3ピリオドに逆転に成功。リバウンドで主導権を握ってそのまま逃げ切るかと思われた。しかし美来工科も粘り、残り3分には3点差に迫る勢い。だが追い上げもそこまで。85−82で善通寺一が勝利した。 仙台対白岡は最後まで手に汗握る展開となった。出足は仙台が快調に飛ばすが、白岡はPG#5田中のスピードあるゲームメイクとゾーンプレスで仙台のペースを狂わせる。第2ピリオドで白岡が逆転してからは一進一退。しかし、終盤に仙台がエース#4川崎のルーズボールからの粘りで再逆転。白岡はオールコートプレスを仕掛けて逆転を狙ったが、4点差で仙台が勝利した。 12月25日、1回戦の見どころ 1回戦8試合が行われる。注目の試合は初出場の前橋育英対豊浦。前橋育英は第24回大会(1993年)で土浦日大を準優勝に導いたエース、安西智和(日本大卒)がコーチとなっての初参戦となる。この試合の勝者が第1シードブロック(左上)の台風の目となる可能性あり。また、愛知産業大学工業対御影工、飛龍対岡山学芸館の試合も好カード。初出場の前橋育英(群馬)、桜宮(大阪)、美濃加茂(岐阜)、大津(熊本)は初勝利なるかに注目。
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