決勝はディフェンスと走ることに徹したい。思い切り、全力を尽くします。 ――準決勝・昭和学院戦の感想は。
昭和のエース#4日下部が前半でファウルを3つしてベンチに下がったことが、昭和にとっては計算外で最後まで響いたのではないでしょうか。本来ならばあんなに点差は開かない。勝つとしたら15点差以内のゲームだと思っていました。うちにとっては思った以上に楽な展開になったのですが、それは相手のエースのファウルトラブルです。 ――「思った以上に楽な試合になった」とコメントされましたが、決勝に向けてはもう少し手応えをつかんでおきたかったというところですか。
まあ、でも昨日までの疲れもありますし、選手を休ませることはできました。#10服部が体調を崩して熱があるようなので、これからゆっくり休ませます。 ――インターハイはベスト8で敗れましたが、ウインターカップに向けてはどこを強化してきましたか?
とにかくディフェンスの強化と速攻。オフェンスでは動いて動いて流れを作るということをやってきました。まだまだ完全ではありません。もう少しいろいろなことを練習してきたつもりですけど、まだ試合には出ていません。 ――決勝でカギを握る選手は?
ガードの#4松島が冷静にプレイできるかどうかですね。今日はわりとシュートが安定していたのですが、それでもターンオーバーは出しているので。#4松島が長いパスや難しいパスを出し始めるとチーム全体の流れが悪くなってしまう。そういう危ないパスを狙わないで正確な流れを作ってくれればいいのですが。そうした中で自分のプレイができればいいと思います。特にプレスがきた時にはショートパス、パス&ランでつないでいくことを言っています。 ――決勝の相手、中村学園女子の印象は?
とにかくスーパースターがいるチーム。#7藤吉はうちの#6中川よりも数段レベルが高いですから。#7藤吉に楽にボールを持たれないことを気をつけたいと思います。ポイントガードとエースの差を比べてもレベル的には向こうのほうが上だと思っています。#7藤吉のシュート力と#4中山のゲームメイクに注意ですね。うちはセンターの#10服部がどれだけやれるか。 ――決勝戦の抱負は。
とにかく思い切りやるだけです。あまり力を入れないで、思い切り走ること。ディフェンスをやって走るということだけ。単純なことに徹したいです。とにかく全力を尽くしたいと思います。
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