福岡第一が延岡学園とのライバル決戦制して初優勝 出足は6−0延岡学園リードで始まった決勝戦。すぐに福岡第一が#14並里のドライブインなどで逆転すると、延岡学園は控えの#13月野を出し、ディフェンスを一度ゾーンに変える。福岡第一も#12ヌロから#11サーを投入するなど、お互いに早めの対策を取った立ち上がりとなった。第2ピリオド終盤からブロック、スティールを連発してディフェンスが締まった延岡学園が29−26と3点リードで前半を折り返す。第3ピリオドに入ると福岡第一は#12ヌロが3ファウルを犯しながらも果敢に攻め一時は5点リード。しかし波はいったりきたりで延岡学園が1点のリードで勝負は最終ピリオドに持ち越された。第4ピリオド中盤から試合が動く。福岡第一は#4堺の3Pシュートや速攻など連続ゴールで盛り上がり、残り4分で64−61と逆転。ここで延岡学園はタイムアウトを取るが、勢いに乗った福岡第一の流れは止められなかった。福岡第一は#12ヌロのダンクが飛び出してさらに勢いづくと一気に12点連取。逆に延岡学園はフリースロー1本とフィールドゴール1本のみで防戦一方。ラストで優勝への階段を駆け上がった福岡第一が初優勝を遂げた。 総合力の差を見せた洛南、3大会連続の3位 洛南対市立船橋の対戦。洛南は#5神津、#9竹本の1対1、#4小林のジャンプシュートで得点を重ね、市立船橋は#4福田の3Pシュート、#6中村のゴール下で応戦。第1ピリオドを洛南が6点リードで折り返す。第2ピリオド開始3分に市立船橋は3点差まで迫る健闘を見せるが、その後はディフェンスを強めた洛南が市立船橋のミスからランニングプレイにつなげ、一気に突き放しにかかった。第3ピリオドが終了して83−61と22点差。第4ピリオドでもさらに総合力の差を見せた洛南が112−84で圧勝。3大会連続3位を獲得した。 最終順位
- 優勝
- 福岡第一高等学校 (初優勝)
- 準優勝
- 延岡学園高等学校
- 第3位
- 洛南高等学校
- 第4位
- 船橋市立船橋高等学校
男子ベスト5
- ディアン・ティアノ・セイドゥ・ヌロ (福岡第一#12 3年)
- 並里 成 (福岡第一#14 1年)
- ママドゥ・ジェイ (延岡学園#7 3年)
- 神津 祥平 (洛南#5 3年)
- 福田 和宏 (市立船橋#4 3年)
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