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女子注目チーム紹介
第１〜第４シード校とインターハイベスト８のチームを紹介 東京成徳大学――優勝候補は最後まで東京体育館を走り抜くか！
インターハイと国体を制し、優勝候補の一番手に上げられている東京成徳大。注目すべきは、今年度の日本代表に選出されたＰＧの吉田。センスあふれるゲームメイクで勝利に導く。伊沢のディフェンス、藤井のドライブインといった脚を使ったバスケットが自慢だ。昨大会、初戦敗退という屈辱から這い上がってきたこの１年、３冠達成まであと一歩のところに迫った。「今年度は公式戦無敗で最後まで行きたい」（下坂コーチ）と優勝への決意は固い。 慶誠――冬もミラクル旋風を目指す
インターハイでは準々決勝で桜花学園、準決勝で大阪薫英女学院を下して初の決勝に進出。決勝ではスタメンの選手がケガのため出られないアクシデントがあったが、下級生が台頭してこの穴を埋めた。まさに、試合ごとに力をつけていった快進撃。豊田コーチ自身「ミラクル」と表現したほどの勢いだった。チームの柱は得点能力が高い外国人就学生のニャイ。これを原田（成）、大和らガード陣がまとめる。夏に続くミラクル旋風を巻き起こせるか!? 岐阜女子――ウインターカップでも新しい歴史を切り開くか
インターハイでは悲願のベスト４入り。金沢総合、聖カタリナ、中村学園女子と強豪校を破竹の勢いで倒した実力は決してフロックではない。毎年、ひたむきに練習に取り組んできた成果が花開いた大会だった。キャプテン服部がチームをまとめ、190�僂硫Α�180�僂良攤蠅離張ぅ鵐織錙爾�果敢にゴールに向かう。インサイドとアウトサイドのバランスが取れた岐阜女子は、ウインターカップで「もう一度挑戦」（安江コーチ）と上位進出を狙う。 大阪薫英女学院――粘りとコンビネーションプレイが魅力の試合巧者
コートに立つ選手が役割をきっちり果たすのが大阪薫英女学院の伝統。今年は絶対的なエースは不在だが、スタメンの３年生５人が粘りあるディフェンスとコンビネーションプレイを展開し、ロースコアを制してきた。得点源である落合が、夏以降２度の骨折という中でチーム創りを進めてきたため、ウインターカップに向けては「新しいスタイルを模索中」と長渡コーチ。アクシデントを乗り越え“試合巧者”はどのような戦いを仕掛けてくるか。 札幌山の手――注目はエース大鷹。カギを握るインサイドの出来。
インターハイは準々決勝で東京成徳大の前に敗れてベスト８。毎年、３Ｐシュート力には定評があり、オフェンス力が魅力のチームだ。チームの柱となるのは、下級生の頃から注目を集めていた大鷹。得点とリーダーシップを任されるキャプテンで、選手からの信頼も厚い。佐藤の３Ｐシュートにも期待がかかる。インターハイで自信をつけたインサイドの福士が爆発すれば面白い存在か。「最後まで諦めることなく大切に戦いたい」と渡邊コーチ。 桜花学園――チーム一丸で王座奪回を目指す
インターハイ13回、ウインターカップ14回の優勝を誇る女子高校界の名門。インターハイでは優勝候補の一角に上げられていたが、まさかの準々決勝敗退となった。慶誠の外国人就学生ニャイを警戒するあまり、チームプレイが機能せず最後までリズムをつかむことができなかった。チームの柱はＰＧ松島、ＳＧ増野、ＰＦ中川ら３年生。特に中川は日本代表（ギリシャ戦）にも選出された期待の選手。優勝のカギとなるのはチームワークだ。 中村学園女子――10年ぶりの優勝を目指す古豪
今年度の日本代表（ギリシャ戦）に選ばれたエース藤吉、小気味いいリードでチームを引っ張る司令塔の中山、インサイドの要である森を軸に、勝負の年を迎えた中村学園女子。しかし、インターハイは準々決勝で岐阜女子に競り負け、国体では決勝で東京の前にあと一歩及ばなかった。３度目の正直として、最後のウインターカップにかける思いは大きい。厳しい組み合わせだが、第26回大会（1995年）以来、３度目となる優勝を目指す。 昭和学院――悔しかった夏の分も、上位進出を目指す
地元開催となった千葉インターハイはベスト８。準々決勝で大阪薫英女学院の粘りの前に１点差で敗れ、惜しくもベスト４入りを逃した。この悔しさをウインターカップで晴らすべく、持ち前のトランジションからの攻撃に磨きをかけている。キャプテン日下部のオールラウンドなプレイ、シュート力があるＰＧの高橋、ランニングプレイが持ち味の寺田がチームの中心。インターハイで果たせなかった４強入りを目指し、闘志を燃やしている。
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