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悲喜こもごもとなった初出場組の熱き戦い
ウインターカップ初出場同士の戦いとなった桜宮と大津の対戦は、終盤に突き放した桜宮が92−64で勝利した。桜宮・小村コーチは「東京体育館という素晴らしい舞台でやれることは幸せなこと。今日はお互いに初出場なので大会の雰囲気に慣れることがカギでした。内容としてはもう一踏ん張りできたと思うが、明日につながる内容だった。明日はリバウンドがカギです」と語った。２回戦の相手はインターハイベスト４の八王子。高さでは劣る桜宮だが「ガッツあふれるプレイで」（小村コーチ）で挑む。 岡山学芸館は外国人就学生の大黒柱＃15のソウ（200�僉砲鮗瓦法�地元国体のために強化を進めてきたチーム。強豪・飛龍との１回戦を大激戦の末に84−83の１点差で制した。飛龍はインターハイ前に前十字じん帯を断裂したエース＃４種市が万全ではなかったことから、チーム一丸となって戦ったが一歩及ばなかった。岡山学芸館・島田コーチは「飛龍の３年生たちの気持ちも伝わってきたすごい試合でした。うちは１、２年主体の若いチームなので、今日の試合の経験は今後につながる。ウインターカップというのはすごいところですね。私もシビれました」と興奮冷めやらぬ様子で勝利への感想を述べた。 最後の１秒まで接戦となった豊浦対前橋育英戦。ウインターカップ初出場となる前橋育英は、一時は10点のリードを奪う。しかし、豊浦の粘りの前に第４ピリオド残り５分で逆転され、そこからは追いかける形となった。最後の望みを託して放ったロングシュートはリングを弾きゲームセット。75−77であと一歩及ばなかった。自身、ウインターカップ準優勝の経験を持つ安西コーチ（土浦日大卒、1992、1993年度大会準優勝）は、「第３ピリオドで勝ちを意識してしまったかもしれない。負けてしまったけれど、今の３年生は１年生の時から指導してきた選手たち。彼らとここまで来ることができて悔いはない」と初陣を振り返った。 「御影工業」として最後の全国大会
15年ぶり６度目の出場となった御影工。昭和38年の創部以来、インターハイと合わせて21回の全国大会に出場している兵庫の古豪だ。その御影工がこの大会を最後に、学校の統廃合により「神戸科学技術高校」と校名変更をする。 愛産大工戦では第３ピリオドを終了して20点のビハインドがあったが、猛追して７点差まで縮める粘りを見せた。「作戦は全部当たったけれど、入れるべきシュートを落としたのが響いた。今日で御影工の名は最後だから勝ちたかったが、御影工として最後の年に全国大会に連れてきてもらって選手に感謝している。来年からは神戸科学技術としてまた全国大会を目指します」と加藤コーチは感想を語った。 12月26日、２回戦の見どころ
男子２回戦16試合が行われ、シード校が登場する。第１シードの延岡学園は東海大三と対戦。注目の対決は大型センター同士の対決となる國學院久我山対愛産大工。國學院久我山は＃８小野（196�僉法�愛産大工は＃５嶋田（197�僉砲箸い辰芯狭盥撒薀札鵐拭柴瓜里離泪奪船▲奪廚鷲�見だ。そのほか、新潟商対明徳義塾、北陸対善通寺一、仙台対金沢、日大山形対洛南、能代工対四日市工、福岡第一対岡山学芸館など、好カードが目白押しだ。
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